すべり症に対するセルフケア
こんにちは!JITANBODY整体院です。
今回も皆さんの健康作りに役立つ情報を発信していきます(^^)
今回は「すべり症に対するセルフケア」についてお話ししていきます。
すべり症の発生と症状
発生原因と起こりやすい年代
発生原因は、加齢に伴う筋力低下によるすべり症と若年の激しいスポーツ活動による分離すべり症の2つが存在します。
発生が多い箇所として、脊柱の中でも腰椎(腰骨)が多く発生しますが、腰以外の骨で全く起きないわけではありません。
私が整体院で見ているお客様の中では、60代以降のすべり症により痛みや痺れを訴えて来る方がとても多いです。
症状は様々
骨がすべることで発生する症状は、痛みと神経の圧迫による神経症状が多いです。
神経症状は痺れや感覚異常、脱力などを伴います。
これは、圧迫される神経の位置により症状の出方が異なり、デルマトームという神経の流れを記した表を見ると、ご自身が発生している神経症状とすべりが発生している場所が大まかに判断できます。
類似して、ヘルニアや坐骨神経痛でも同様の症状が見られるため判断を間違わないようにしていかなければいけません。
特に若年層で起こりやすい分離すべり症は、普通の腰痛と大差がないところから始まり、徐々に骨がズレ始めます。
これは、骨折に移行する可能性があるため今後の成長も考えるとしっかりと固定や判断をして対処していかなければいけません。
類似する症状の確認
ヘルニア
上記でもお話ししましたがヘルニアも同様の症状が見られます。
これは、背骨の椎間板という部分が変形して突出することにより神経を圧迫するもので、ヘルニアの発生箇所により痛みや痺れの位置が変わります。
発生は腰に多く「腰椎椎間板ヘルニア」という言葉はよく耳にすることもあるのではないでしょうか?
ヘルニアの発生箇所は、動作テストを行い痺れや痛みの出方で判断を行います。
坐骨神経痛
坐骨神経痛も普段から耳にしやすい症状の一つだと思います。
梨状筋(りじょうきん)というお尻にある筋肉が、坐骨神経(人体で最も太い神経)を圧迫してしまうことにより足に痺れや痛み又は、お尻周りに痛みを発生させます。
ヘルニアと同様、動作テストを行い症状の判断を行いますが、神経症状と足腰の痛みという部分では、すべり症も他2つも大差はありません。
特に、坐骨神経痛は骨に守られた部分ではなく、筋肉による圧迫のため
・強く押すと痛みが増す・長時間座ることが困難・筋肉の緊張で痛みや痺れが増す
ことが多いため、痛みや痺れから離れることに時間を要することが多いです。
セルフケアで痛みや痺れの改善
筋肉トレーニングは重要
骨のすべりが発生するということは、筋肉が骨をある一定の位置に保持することが困難なため発生します。
その問題を改善するためには筋力をつける、コルセットなどの装具を使用するしかありません。
しっかりと自分の体を安定させるためには腹筋と背筋が必要不可欠です。
まずは付けやすい腹筋から付けていきましょう!
1、仰向けに寝転がり膝を曲げて手を太もも、又は股関節付近に乗せます
2、手の位置をスタートとしてゆっくりと太ももに沿って膝を触ります
※この時に手は太ももから離さずなでるように膝まで行きます
3、膝をタッチした時点で軽く肩甲骨が地面から離れていば問題ありません
4、今度は逆の動きで膝からスタート位置めがけて戻りますが、肩甲骨が地面にべったりとくっつかないように気をつけて下さい
5、2回目以降は多少肩甲骨が浮いた状態を維持して繰り返します
初めはキツく、筋肉痛も発生するため10回3セット/1日を行うことをオススメします。
腹筋は筋肉の中でも回復が早く毎日行っても問題ない筋肉です。
慣れてきた場合に20回に回数を増やすことでさらに効果が上がります。
腹筋以外にも「プランク」などのインナーマッスルを強化する必要ももちろんあります。
腹筋含め腹部周りが安定することで、神経の圧迫や骨のズレが安定して痺れや痛みの症状が軽減するのです。
痛みが強い時やできない場合は、まだその段階まで体がついて来ていないので、ストレッチや他のトレーニングを行うことをオススメします。
最後に
当院の整体は安全性と効果をうみだす操体法を中心に施術を行っています。
電気や牽引、カイロ、筋膜リリース、ストレッチなど巷には様々な整体法があります。
どこにいっても良くならない、、、
整体を受けて痛みが悪化しないか不安、、、
そんなお悩みがある方はぜひ一度、JITANBODY整体院の整体をお試しください(^^)
きっとお力になれますので、いつでもお問い合わせください(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。